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2008年8月13日 (水)

募集活動の新たな試み 2008市川・松戸 女子中学校見学バスツアー

中学受験を考えている子ども達や保護者にとって、学校選択はとても重要です。そんな学校選びをサポートする1つの機会が学校説明会です。

今回は中学入試が盛り上がってきている千葉エリアの女子校『国府台女子学院』『聖徳大学附属中学校』『和洋国府台女子中学校』の3校合同学校説明会を紹介しましょう。

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2009年の入試を見据えた学校説明会が多く実施されている中で、この3校合同学校説明会は異彩を放っています。

この合同説明会は4年前の開始から参加者が増加の一途を辿っています。

それはこの3校が隣接していること、学校同士の結びつきが強いこと、3校全ての学校が「女子校」であること、そして何より「ツアー」であることが他の合同説明会と一線を画していることにあります。

今や千葉では女子校はこの3校のみとなっており、女子校を志願している子ども達や保護者にとっては、学校を選択するにあたり絶好の機会なのです。

学校見学バスツアーの流れ

国府台女子学院に集合するところからバスツアーは始まります。学校間の移動は全てバスで行われ、バスは和洋国府台女子中学校の専用バスであることも面白く、このあたりにも学校間の結びつきの強さが伺えます。バスに乗っている時間は少ないながらも、ちょっとしたバス旅行に出かけているような錯覚さえ覚えてしまいます。なぜなら、バスの中では次に立ち寄る学校の先生方が、さながらバスガイドのように地理や学校の説明をしてくれるからです。またその案内が非常に上手いので驚いてしまいます。2番目の訪問校である聖徳大学附属中学校では、実際に生徒が摂っている給食を頂くので食堂の雰囲気や食事の内容も見ることができるのが素晴らしい。昼食後、バスに乗り和洋国府台女子中学校へ向かい、同様に説明・見学が実施され14:30頃に解散となります。

バスツアー終了後、和洋国府台女子中学校から駅までのバスも用意され、帰りの交通についても気にする必要がありません。

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個々の学校の特色ある説明

各校ではそれぞれ特色ある説明が行われていました。

国府台女子学院では、校風から伺える厳かな雰囲気の中で説明が始まり、平田史郎学院長先生自ら学校の説明を繰り広げられていました。女子校であることの有為性や中高一貫教育について、また子どもと学校の相性についてなど、学校選びに欠かせないポイントを突いたもので、参加者の方々も熱心に耳を傾けて話を聴いていたようです。授業の様子を見ても、子ども達が和気藹々としており、普段から活発な授業が行われている様子が伺えます。

聖徳大学附属中学校では、川並芳純校長の挨拶の後、全国でも上位の吹奏楽部による演奏と合唱を披露するなど、華やかなスタートとなりました。また、生徒による案内や食事の配膳など、実際に通う生徒と触れ合うことも多く、一部の参加者の方は生徒に直接学校のことについて聴いている風景も見られました。パワーポイントを使用した説明もテンポ良く、参加者の印象に残ったことでしょう。

和洋国府台女子中学校では、高橋邦昌校長により、女子教育や防犯対策、女性の役割についてなど、女子校ならではの女性にまつわる話が多く展開されました。学校の雰囲気もアットホームで、授業見学では「アジの解剖」をしている理科の実験風景や、ミシンで洋裁をしている風景も見ることができました。体験・発見を通して学ぶという学校のテーマがよく感じ取れるものでした。

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「新たな募集活動」への反応

参加者は200名を超え、定員の上限に達したほどの見学バスツアー。夫婦で参加している方も多く見られました。募集当日に応募締切となってしまうほどの人気で、千葉エリアの受験が盛り上がっていることも納得できます。また企画内容も「ツアー」という色が強く、通常の合同説明会よりも新鮮味溢れ、参加者は充実した時間を過ごすことができたのではないでしょうか。

全ての説明会場で感じ取れたことでありますが、参加者が笑顔であるということが最も印象に残っています。学校説明会というと堅苦しいイメージがあり、難しい顔をしている参加者が多いように思いますが、この見学バスツアーではそのような参加者の顔を見ることはなく、むしろ笑顔で終始執り行われていました。明らかに競合する環境の3校であるにも関わらず、競合するのではなく協調することによって参加者が増し、そして比較されることでお互いの個性が更に色濃くなり、その独自性が参加者に伝わり、結果としてこのような協調活動が3校全てのPRにつながっていたのでしょう。全国的に見ると、ここまで協調した合同説明会はまだ少ないが、こうした取り組みは今後ますます増えていくことを期待するとともに、受験生や保護者にとっても有益な機会になると思います。

2008年2月 1日 (金)

さまざまな中学受験。それぞれに実り多い入試体験を!

2月1日。いよいよ今日から、東京、神奈川の私学でもいっせいに中学入試がスタート。首都圏中学入試のメインステージの幕が開きました。

日能研のWebサイトの「倍率速報」では、日々の応募状況を各校に電話でリサーチし、サイトの数字を更新して紹介しています。個々の学校の人気動向や倍率はここでご覧いただけますので、関心のある学校の状況を参照していただくとよいでしょう。

朝、今年は麹町学園女子の入試応援に向かいました。この近くには大妻、女子学院、東京家政学院、千代田女学園、雙葉など多くの私立女子校があるだけに、早くからあちこちの駅周辺で、受験生らしき親子の姿が見られます。
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麹町学園女子は、今年は都内の私学のなかでも応募者の増加が目立つ女子校です。まだまだ今後伸びていく期待のかかる学校だけに、午後入試や2日以降の入試回だけではなく、この2月1日の初回入試にも、意欲的な受験生の親子が数多くチャレンジしています。写真は、2007年12月6日に麹町学園女子で行われた「クリエイティブ・スクールを探せ!」合同講演会の様子です。

それでも、先生方いわく「過保護なほどの」面倒見の良さが特色の学校だからでしょうか、この入試初日の朝の雰囲気も、やはりアットホームで温かな空気に包まれています。

もちろん受験生の親子にも、迎える先生方にも緊張感はあるはずです。それでも雰囲気が必要以上に堅苦しくならないのは、おそらく説明会や見学のために何度も学校に足を運んだ受験生と保護者が多いことと、そうした受験生と保護者への説明や案内、相談への対応を重ねるうちに、ほとんど顔を覚えてしまった先生方が多いということによるものなのではないでしょうか。

まるで先生方にも、受験生と保護者にも、この日の再開を楽しんでいるような雰囲気さえ感じられました。

入試が“選抜”である以上、そこには厳しさも生まれてきますし、合否という厳然たる結果もついてきます。それを覚悟で、受験生は志望校に向かい、各校の先生方はそうした受験生一人ひとりが「十分に力を発揮できることを願って」自校の試験会場に迎え入れます。

この麹町学園女子は、今日の午後にも、明日以降にも入試が続きます。おそらく後半の入試になるほど、厳しさも増すことでしょう。それでも、この2月1日の朝のような「温かな入試風景」であってほしいと、そんなことを願いたい気持ちになりました。Koujimachi_2


また4月の桜が咲く頃に、今度は制服姿で、めざす志望校の先生方と“嬉しい再開”ができるように、受験できるチャンスをフルに生かし、自分の持てる力を存分に発揮できるよう、受験生の皆さんには、最後の最後まで自信と気力を持って、各自の入試に向かっていってほしいと思います。 (北 一成)

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