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2011年8月18日 (木)

[中高6年間を楽しく充実したものにするために]私立中高一貫校だからこそ、クラブ活動に打ち込もう!

やがて、志望する私立中高一貫校に合格して入学することができたら、小学生の皆さんは、それからの中高6年間、それぞれどんなことに取り組んでみたいと考えているだろうか。そして、保護者の皆さんは、わが子がどのような中高の学校生活を送ることを望んでいるだろうか。

そうした中高6年間における「クラブ活動の効用」について、まずここで触れておきたい。

私立中高一貫校では、教科学習だけではなく、クラブ活動や課外活動にも、仲間や先輩・後輩と一緒に思い切り打ち込むことで、かけがいのない体験をすることができる。そして、そうした体験が、将来さまざまな場面で大切になるコミュニケーションの力や、協調性、集中力、忍耐力など、幅広い「人間力」を育ててくれる。

確かに、中学校に進学してからの学習をしっかり進めることは大事なことだ。しかし、私立中高一貫校に入学して間もない時期に、最も大切なのは、その学校で良い友達をつくって、学校生活に早く馴染むことだと、ほとんどの私学の先生は強調する。クラブ活動で仲間と一緒に、好きなことに取り組み、共通の目標に向かって活動することが、そのためのきっかけや励みを得る場になる。

スポーツ(運動部)では、体格や体力差を考慮して、中高生が別々に活動するケースもあるが、中高一緒に練習(活動)したり、顧問の先生が中高生ともに、一貫した考えや方針を持って、6年間継続して指導にあたってくれるケースも数多くある。そうしたなかで、高校生の先輩の高い技術や、工夫して練習に取り組む姿勢、大会などでの活躍に、良い刺激を受けたりすることも少なくない。

中高一貫教育のメリットのひとつに「高校受験で(中高を3年づつに)分断されない時間的ゆとりのもとで、(とくに中学3年間の)クラブ活動に思い切り打ち込める」という点が挙げられる。つまり、中高一貫校では高校受験がない分の時間的ゆとりを生かして、継続して好きなクラブ活動に打ち込むことが可能になる。そうした継続性と一貫性を生かして、中学はもちろん、高校のスポーツでも高いレベルで活躍している私立中高一貫校の運動部が数多くあることに注目してほしい。

また、それぞれの部の顧問として面倒を見てくれる先生方にも、私学の場合には原則として、転勤がない。それゆえ、私立中高一貫校の各クラブのOB・OGと顧問の先生、後輩の在校生とのつながりは非常に強いケースが多い。また、だからこそ各私学ならではの良き伝統や、各クラブごとの個性的な雰囲気が形づくられるということもいえるだろう。

各私学のそれぞれの部がめざす目標や、活動のスタンスはさまざまだ。都や県の大会で優勝し、関東大会や全国大会で活躍することをめざして、週に6日の練習を重ねる部もあるし、一方では、練習日を週に2~3日に限り、その条件のなかで、できる限り高い目標をめざすという部もある。

ただし、どの私学のどの部であっても、日常の教科学習を大切にするスタンスは共通だ、とくに中高一貫校の場合には、望ましい日常生活のリズムと学習習慣を身につけさせるために、何より中学生時代、なかでも中1、中2のときの生活習慣を大切に考えている。この時期によい生活と学習のリズムを身につけるためにも、クラブ活動を学校生活のひとつの軸にして、仲間と一緒に、学業とクラブの両立のために努力する姿勢が大切になってくるという。

中学受験を乗り越えて、それぞれが合格した学校に進学したあかつきには、ぜひ、自分の好きなクラブに入部して、その種目に打ち込んでみていただきたい。それぞれ関心を持ったクラブについて、練習や活動への取り組み方や約束事、めざす目標などを確かめてから、自分に合ったスタンスのクラブを見つけることができれば、きっとそのクラブ活動が、中高6年間の学校生活の励みや楽しみになるに違いない。

そして、そこで得られた貴重な体験が、中高6年間の学校生活をより有意義なものにしてくれると同時に、大学受験に向けてもプラスになり、その先、将来の人生にも大きく生きてくる、さまざまなチカラを培ってくれることだろう。

私立中高一貫校だからこそできる部活動、そのなかのスポーツの舞台でも、多くの私学の生徒が活躍を見せてくれることを、今後も楽しみにしたい。

【初出:NettyLandかわら版2011年8月特別号】
(北 一成)

Sports_01

▲中高のクラブで共通の目標に向けて一緒に努力し、
壁を乗り越えてきた仲間との絆は一生の財産になる
(写真は2008年の全国高校サッカー選手権大会への出場を決めて
応援団と喜びをわかち合う国学院大学久我山高イレブン)

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