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2011年3月 8日 (火)

[昨年は決勝で敗れたライバル・東福岡との熱戦の末、同点の「両校優勝」に!]全国高校ラグビー大会で桐蔭学園が初優勝!

高校スポーツの全国大会が、この冬にも、いくつかの種目で開催された。そのなかで、12月27から1月8日にかけて大阪の花園ラグビー場で行われた第90回「全国高校ラグビー大会」では、神奈川代表の桐蔭学園が2大会連続で決勝に進出。前回大会に続いて2連覇を狙うライバル、東福岡(福岡)との熱戦の末に同点でノーサイドを迎え、“両校優勝”の形で、念願の初優勝を果たした。

6年連続10回目の全国大会出場となった桐蔭学園の決勝進出は今回で3度目。5年前の第85大会の決勝では伏見工業(京都)に、昨年の第89回大会の決勝では、今回と同じ東福岡の前に涙を飲んだ悔しい経験があった。

しかし今大会は、決勝まで次々と相手を圧倒してきた東福岡を相手に、前半は24対10と差をつける展開で桐蔭学園がリード。後半戦でも最初のトライは桐蔭学園。この時点で31対10まで東福岡を引き離し、そのまま東福岡を振り切っての優勝かとも思われた。しかし、対する東福岡も粘り強さを発揮し後半に猛反撃。後半29分、試合終了直前に同点トライを決めて桐蔭学園に追いつき、珍しい“両校優勝”という結果を迎えた。

この決勝戦、ノーサイドの笛が鳴り、両校の同点優勝が決まった後には、両チームの選手、監督とも互いの健闘を称え合う、さわやかな姿が見られたのがとくに印象的だった。ラグビーで試合終了を意味する、この「ノーサイド(no side)」という独特の表現。そこには、「試合が終了すれば敵味方なし」という意味があり、ラグビーの基本理念を表す言葉だったという。

今回の「全国高校ラグビー大会」に出場した私立中高一貫校は、桐蔭学園のほか、常総学院(茨城)、国学院大学栃木(栃木)、本郷(東京)、国学院大学久我山(東京)、慶應義塾(神奈川)、静岡聖光学院(静岡)、春日丘(愛知)、大阪桐蔭(大阪)、東海大学仰星(大阪)、関西学院(兵庫)などの各校。このうち常総学院、東海大学仰星、慶應義塾、国学院大学久我山、国学院大学栃木、大阪桐蔭は、いずれも3回戦か準々決勝まで進出。関西学院はベスト4まで進出した。春日丘、本郷、静岡聖光学院は惜しくも初戦で破れたが、いずれも善戦だったといえるだろう。

ここで特筆したいのは、たとえば今回、東京、神奈川から代表として出場した国学院大学久我山、本郷、桐蔭学園、慶應義塾などの私立中高一貫校は、その6年間一貫教育ならではの継続性や指導体制を生かして、中学のラグビーでも活躍を見せているということだ。

もうひとつ知ってほしいのは、今回の第90回「全国高校ラグビー大会」の大会案内や出場校紹介、試合結果などが掲載されている、公式ウェブサイトの楽しさだ。最近では、こうした高校スポーツの大会のサイトが充実してきている。各出場チームのカラーや戦力分析なども掲載されており、それぞれ応援するチームや、対戦相手の様子まで詳しく知ることができる。

なかでも、この「全国高校ラグビー大会」のサイトの情報量や種類、さらには試合のハイライトや、各代表チームの主将インタビューなどの動画を満載した「見せる工夫」は圧巻だった。

こうした各種の高校スポーツの多彩・多様な情報がウェブで発信されるようになったことは、その競技に打ち込む全国の中高生にとっても励みになるに違いない。また、そうした私立中高一貫校の活躍への興味や関心が、中学受験生にとっての励みになる。

高校ラグビーで念願の全国優勝を成し遂げた桐蔭学園。同校ラグビー部の“新しい歴史”と、今後ますますの「文武両道」の活躍を期待したい。

【初出:NettyLandかわら版2011年2・3月号】
(北 一成)

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▲桐蔭学園の藤原秀之監督によるチームの寸評は「日々の厳しい練習に集中し、勉強もこなしてきた。
ラグビーと勉強を頑張っている文武両道を実践しているチームである」。
戦力分析でも「チームワーク」の高さが強調されていた。

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▲第90回「全国高校ラグビー大会」の公式ウェブサイト。
試合の速報やハイライト動画、代表校紹介、主将インタビューなどが面白く、一見の価値あり。

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