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2009年1月28日 (水)

スポーツへの思いと中学受験 好きなスポーツへの期待や憧れを励みにしたい!

中学生になったときに、それぞれの志望校で「サッカーがやりたい」、「野球ができる」、「水泳でがんばってみたい」などといった希望は、中学受験生からもよく聞かれる声だ。先日も、ある塾の教室での保護者会で、多くの学校紹介や中学入試状況の説明をさせていただいたときに、「サッカーがしたくて中学受験を希望した」わが子の中学受験体験にも触れると、終了後に何人かの保護者から「水泳が強い私立中高はどこですか?」、「男子でバドミントンが盛んな学校はありますか?」といった、私立中高一貫校のクラブ活動についての質問が寄せられた。

そのお子さんが、そのスポーツでどれくらいがんばってみたいのかは、その時点ではわからないし、中学受験生の場合には、中学や高校の全国大会レベルをめざしたいというケースは、さほど多くはないだろう。しかし、小学生時代にそういう純真な気持ちで、スポーツに対する期待を持つことは、受験生にとってもプラスになる。都や県の大会での活躍をめざしてもよいし、区や市で上位になることも立派な目標だ。一人ひとりの子どもたちの希望に合ったクラブで、それぞれに目標を持って、充実した中高6年間が過ごせれば、それが日常の励みになる。そういう日々を思い描いて、それを小学生時代の受験勉強の励みにしてもらえばよいだろう。

ただ、運動部の場合には、高い目標を掲げるクラブほど、体力、精神力、集中力などが磨かれる。運動部でがんばってきた生徒の大学進学実績が良いことが多いといわれるのは、スポーツで培ったそういう力が、受験勉強にも生きてくるということだろう。

この冬、全国大会に出場する国学院久我山高サッカー部のメンバーのなかには、東大をめざす中高一貫生もいるという。同じように、冬のラグビー全国大会に出場する同高や桐蔭学園高、茗渓学園高の選手のなかにも、きっとそうした生徒がいることだろう。最後の大会が終わると、すぐ大学受験が控えているが、ぜひがんばって“文武両道”の成果を見せてほしいと思う。

【初出:NettyLandかわら版2009年1月号】
(北 一成)

Sports01国学院久我山はこの冬、数年ぶりにサッカーとラグビーがともに全国大会に駒を進めた。

Sports0211月15日(土)、西が丘サッカー場で行われた東京都Aブロック決勝を制し、全国高校選手権大会出場を決めて喜ぶ国学院久我山の選手と応援席の在校生。

Sports03バスケットではこの冬のウィンターカップ(全国高校選抜優勝大会)に、男子の東海大菅生、桐光学園、女子の東京成徳大学、明星学園、土浦日本大学などが駒を進めた。

Sports05夏の甲子園につながる野球の東京都予選。多くの高校生球児が、この大会で勝ち上がることをめざしている。

Sports042008年6月に駒澤オリンピック競技場で行われた、高校生の陸上競技の関東大会。広い競技場とその周囲が高校生アスリートでいっぱいになっていた。

2009年1月13日 (火)

特別編 ~熱い!楽しい!立教女学院の中高合同体育祭~

ピカチューが跳ねる。

チアリーダーが踊る。

学ランが弾ける。

セーラー服が舞う。

2午後一番のプログラムは応援合戦です。全校が5色のチームに分かれて、それぞれのチームごとに音楽に合わせた創作ダンスが繰り広げられます。ただ見ているだけなのに、何だか気持ちが高揚し、わくわくさせられてしまいます。さすがに全国にその名を馳せるダンス部を擁する立教女学院と思いきや然に非ず、ほとんどが有志だということです。中でも受験生を含めた高校3年生がその半数以上を占めるというから驚きです。昼休みなどに練習を重ねてきたそうですが、完成度の高さには目を見張るものがあります。

「高校3年生にとっては情熱を傾けられる最後の全体行事なので、みんな張り切っています。立大の推薦を希望しないで他大学へ向かう生徒も、よりエネルギッシュに参加しています。」と山岸教頭。これが終わると受験へまっしぐらということからでしょうか、彼女たちの活き活きと躍動する姿は「後悔」という言葉を寄せ付けない、凛とした清々しさに満ち溢れています。飛び散る汗の滴が美しく光輝きます。応援団に向かって下級生から大きな歓声があがります。演じる側も見る側も一切の手抜きがありません。全校が一丸となって創り上げている熱い空間にぐんぐんと引き込まれていきます。

生徒の自主運営による完成されたプログラム

プログラムは流れるように進みます。すべての段取りが良く、見るものを飽きさせません。これは競技ごとに配置や進行に関しての決め事が詳細に記された『体育祭ルールブック』に従って運営されているからですが、このルールブックもすべて生徒の手作りです。先生はアドバイスをする程度で、基本的にはすべて生徒に任せられています。『自主・自立』を標榜する立教女学院の教育姿勢に生徒がしっかりと応えていることが、現実のものとして目の前に繰り広げられているのです。

みんな本当に一生懸命、それが実に格好良い!

41421 中高部活リレーでは東京一俊足の生徒も走ります。中3の40人41脚では勢いあまって繋がったまま転んでしまう生徒たち。多少の怪我をものともせずに決勝へ進んだチームの掛け声はさらに大きく力強くなっています。

1

高3生全員による創作ダンス―竜に翼を得たる如し―では一転して水を打ったように場内が静まり返ります。音楽のほかに聞こえるのは踊る生徒のステップの音と衣擦れの音だけです。静かで熱い幾多の視線が注がれる中、まさに竜が翼を得たかの如く力強く、しなやかに舞う生徒たち。高2から1年間かけて作ってきた学校生活の集大成です。彼女たちはその強く、澄んだ視線の先に何を見ているのでしょうか。

2_2  最後は中高の各学年から選抜された生徒による2400mリレーです。みんな一生懸命走り、必死にバトンを繋ぎます。応援席では勝ち負けに関係なく一人ひとりの走者に精一杯の声援を送り続けます。こうして全校が一生懸命、熱く燃えた体育祭の幕は下りていきました。

一人ひとりはとても良い子であるのに、集団活動はうまくできない、あるいは敢えて斜に構えて格好つけてみるといった生徒が増えている現代において、一生懸命に前向きに取り組む姿がこんなにも感動をよぶほどに格好良いものなのだということをあらためて教えられた一日でした。

 

 

【初出:NettyLandかわら版2008年12月号】
(藤崎 正彦)

冬のサッカー「全国高校選手権大会」に国学院久我山と帝京が出場決定! 東京都290数校の“激戦”を突破して、晴れの全国大会へ

P19 高校生のサッカー選手にとって、憧れの舞台であり最終目標でもある「全国高校選手権大会」。左のトーナメント表は、9月14日から11月15日にかけて行われた東京都の予選大会で、290数校のエントリー校から各支部予選を勝ち上がってきた高校と、春・夏の都大会で上位に進出してシード権を得た49校の組み合わせ表だ。赤字で学校名を表記してあるのが、私立の中高一貫校。青字が高校のみの私立高校だ。こうして見ると、高校サッカーの世界でも、私立中高一貫校が、かなりのがんばりを見せていることがわかる。

11月15日(土)には、A・Bブロックの決勝戦が、国立西が丘サッカー場で行われた。Aブロック決勝は、国学院大学久我山高と駒澤大学高。Bブロック決勝は帝京高と国士舘高の、ともに“私立決戦”となった。国学院久我山と国士舘は、今夏のインターハイ出場校。帝京は昨年の全国高校選手権大会に続く連続出場をめざす。

結果は、Aブロック決勝では、国学院久我山が1対0で駒澤大学を抑えて、悲願であった全国選手権大会出場(9年ぶり3度目)を決めた。一方のBブロック決勝では、2点を先取した帝京が国士舘を無得点に抑え、2年連続33回目の出場権を獲得した。

春の東京都大会の覇者・駿台学園と、準優勝のかえつ有明でさえ、ともにA・Bブロックのベスト8にとどまるなど、今大会も厳しい激戦となった。そのなかを勝ち抜いた、国学院久我山と帝京には、ぜひ全国の舞台での活躍を期待したい。

【初出:NettyLandかわら版2008年12月号】
(北 一成)

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