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2007年12月 5日 (水)

なぜ「スーパー併願校」という表現を使ったの?

03  明後日の12月6日(木)に麹町学園女子中学校で開催する「女子スーパー併願校~いま、選ばれる私学~」という合同講演会について、朝日新聞の記者の方から電話で質問を受けました。「なぜ、スーパー併願校という言い方をしたのですか?」というご質問でした。聞けばその記者の方も、ご自身で中学受験を体験し、いまも私立中高一貫校や中学入試の状況に関心を持ってくださっている様子でした。

実はこの講演会は、今年度の5月から「クリエイティブ・スクールを探せ!」というタイトルで実施してきた講演会シリーズの第6弾(今年度の最終回)で、そのシリーズのサブタイトルは「より良い中学受験のために~偏差値にとらわれない学校選択~」と謳ってきました。

まず「偏差値にとらわれない学校選択」とは、中学受験に関わってきた私たちが常に強調し続けてきたことです。しかし、その一方で私たちが、受験生がそれぞれの志望校への合格の可能性を探るために、偏差値という「合格のための目安」を積極的に利用することをお勧めしてきたことも事実です。

一見、矛盾するようなことを訴え続けてきたわけですが、それを「両立させることは可能」だと私たちは信じています。つまり「偏差値を利用はしても、偏差値にとらわれないこと」が大事だということです。「たかが偏差値、されど偏差値」といった表現で、その意味を保護者にお伝えしたこともあります。

次に「スーパー併願校」という表現を使ったことの意味は、いくつかありますが、第一には、私たちのような進学塾関係者は、「併願(=いつくかの学校を併せて出願・受験すること)」という言葉や、「併願校(他の学校と併せて出願・受験する学校)」という言葉を、実はネガティブな意味で使っているわけではありません。

中学入試には、全体に「併願受験がしやすい」状況が生まれたことによって、全体が活性化し、同時に受験生には受験~合格のチャンスが数多く与えられ、それによって個々の学校も意欲的で優秀な受験生を多く集めることで、レベルアップを実現してきたという側面があるからです。

しかし、いくら「併願受験が当たり前になった」とはいえ、受けられればどこの学校でもよい、というわけではありません。受ける以上は、受験生と保護者にとって「価値ある」受験校でなければ、わざわざ選ぶ意味がありません。それゆえ、多くの進学塾のスタッフや私たちは、第1志望校だけでなはく、「併願校選び」の大切さを強調するわけです。

20071201web受験生と保護者にとって価値ある併願校とはどんなものか? それを熟考して、受験生のご家庭でもひとつのヒントとして参考にしていただくために、私たちは今回、あえて「スーパー併願校」という表現を、この講演会のテーマに掲げました。

そして、①受験生にとって「受けやすい」入試を用意し、②それとともに「望まれる教育展開」を工夫し、③その両面によって期待や注目(=人気)を集め、④結果的に入試レベルをアップさせ、世間の評価も高めていく。
こういう成長のサイクルを実現している私学を、私たちは「スーパー併願校」とここでは定義しました。

今回、ご参加いただく5校は、会場校の麹町学園女子中をはじめ、十文字中東京女子学園中中村中八雲学園中の5校。

いずれもこうした条件を満たし、実際に多くの人気と注目を集めている女子進学校です。もっとも、これらの学校以外にも、同じような要素を持つ私学はいくつもあると思います。しかし今回は、この女子校5校の特色や取り組みを知っていただくことで、他の私学を理解するための参考にもしていただけることと思います。

いまこそ「スーパー併願校」に注目してほしい時期。「なに、それ?」と疑問に思った方には、ぜひ講演会場に足を運んでいただきたいと思います。

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